『moto g7』は、モトローラモビリティの「moto g power」シリーズのスマートフォンとして2019年6月7日発売を開始。販売価格は直販で25,800円（税別）となっています。

【「moto g7 power」の概要】

新たに登場した「moto g7 power」は、モトローラモビリティブランドの「moto g」シリーズの中でもミドルレンジモデルに位置するスマートフォンです。プロセッサーは「Snapdragon 632」を搭載しており前機種に比べてCPU処理性能が向上しています。更にRAM/4GBに増量、ROM/64GBストレージに倍増しています。また今回バッテリ容量が5000mAhへと大増量しており外出先でも安心して長時間利用可能な仕様となっています。

『moto g7 power』の基本スペックは、Android 9.0 Pie、Snapdragon 632 Soc、6.2インチHD+（アスペクト比19:9）画面搭載、背面に1200万画素カメラを搭載しています。カラーバリエーションは「セラミックブラック」の1色のみとなっています。詳細なスペックや特徴、製品概要は下記にまとめた通りです。

Motorola Moto g7 Power セラミックブラック [6.24インチ] SIMフリースマートフォン

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【「moto g7 power」のスペック】

OS： Android 9.0 Pie
CPU：Snapdragon 632 Octa-Core
GPU：Adreno 506
RAM：4GB
ROM：64GB
ディスプレイ： 6.2インチIPS液晶
解像度：1570×720 HD+
カメラ（背面）：1200万画素カメラ
カメラ（前面）：800万画素カメラ
Wi-Fi：IEEE802.11 a/b/g/n
Bluetooth：Ver 4.2
外部端子：microSDXC(Max 512GB)、USB Type-C、3.5mmオーディオジャック
バッテリ：5000mAh
サイズ：75.3×159.4×9.3mm
重量：約193g
その他：VoLTE、DSDS、Simロックフリー

【「moto g7 power」の筐体】

■カラーバリエーション
・セラミックブラック

【「moto g7 power」の特徴】

■Snapdragon 632 SoC搭載

Socは、Qualcomm Snapdragon 632（1.8GHz）Octa-coreを搭載。RAMは4GB、ROMは64GBを搭載しています。更に最大512GBの外部ストレージ（microSDXCカード）にも対応しています。※microSDXCカードが必要な方は別途購入して下さい。

■6.2インチIPS液晶搭載

ディスプレイは、6.2インチ液晶画面を搭載。解像度は1570×720（HD+）の縦長パネルを搭載しています。また、ノッチ（切り欠け）ディスプレイの採用によるベゼルレス化で高い画面占有率を実現しています。

■1200万画素カメラ搭載

カメラは背面に1200万画素（F値 2.0）カメラを搭載しており位相差オートフォーカス（AF）にも対応しています。前面には800万画素（F値 2.2）カメラを搭載しています。

■大容量バッテリ搭載

バッテリは5000mAhの大容量のバッテリを搭載しており、最長3日間の電池持ちであることが同社からアナウンスされています。なお、バッテリー駆動時間は設定や使用状況等の要因により大きく変化することは含みおき下さい。

■生体認証センサ搭載

セキュリティは、本体背面のMotorolaロゴと一体化した生体認証センサーを搭載しています。

■対応バンド（周波数）

moto g7 plus」が対応する周波数（バンド）は、FD-LTEが1/2/3/4/5/7/8/19/20/28、TD-LTEgreenが38/40/41、W-CDMAが1/2/5/6/8/19、GSMが850/900/1800/1900MHz。国内大手3キャリアのVoLTEに対応しています。また、SIMカードスロットはnanoサイズ×2で、DSDS（Dual SIM Dual Stand-by）もサポートされています。

Motorola Moto g7 Power セラミックブラック [6.24インチ] SIMフリースマートフォン

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【「moto g7 power」と「moto g6 play」の比較や評価】

■「OS」を比較

前機種に比べて新しいバージョンのOSがプリインストールされています。

▶新機種の「moto g7 power」は、Android 9.0 Pieを搭載

▶前機種の「moto g6 play」は、Android 8.0 Oreoを搭載

「Android 9」は、使用頻度の低いアプリをスマートフォンが自動的に制限することで、電池が長持ちする「自動調整バッテリー」機能が追加されています。また、画面に表示されるボタンをタップすることで、ワンタッチで横画面に固定することが可能な「ワンタッチ固定」機能も搭載されています。

■「CPU」を比較

前機種に比べて新しいプロセッサーが搭載されています。

▶新機種の「moto g7 power」は、Snapdragon 632 Octa-Coreを搭載

▶前機種の「moto g6 play」は、Snapdragon 430 Octa-coreを搭載

新旧両端末ともにQualcomm社製Socの Snapdragon が搭載されており、前機種のSnapdragon 430から新たにSnapdragon 632845搭載にパワーアップしています。

■「RAM」を比較

搭載されているRAMが増量されています。

▶新機種「moto g7 power」のRAM容量は「4GB」を搭載

▶前機種「moto g6 play」のRAM容量は「3GB」を搭載

RAMの容量は動作に影響を与えます。容量が多いほどアプリケーションの動作が快適になります。

■「ストレージ」を比較

搭載されているROMが増量されています。

▶新機種「moto g7 power」のROM（内蔵ストレージ）の容量は「64GB」を搭載

▶前機種「moto g6 play」のROM（内蔵ストレージ）の容量は「32GB」を搭載

上記内蔵ストレージの他に、最大512GBの外部ストレージ（microSDXCカード）にも対応しています。

■「ディスプレイ」を比較

前機種に比べて画面サイズと解像度が変更されています。

▶新機種「moto g7 power」は、6.2インチ画面（1570×720ドット）を搭載

▶前機種「moto g6 play」は、5.7インチ画面（1440×720ドット）を搭載

「moto g7 power」は、前機種と比べて画面サイズが6.2インチに大型化しておりアスペクト比も19:9に縦長化を果たしています。

■「カメラ」を比較

前機種に比べてアウトカメラが変更されています。

▶新機種「moto g7 power」のメインカメラは1200万画素カメラを搭載

▶前機種「moto g6 play」のメインカメラは1300万画素カメラを搭載

「moto g7 power」の背面に配置されたカメラは1200万画素に変更され画素数が若干落ちています。

■「moto g7 power」の評価

新しい「moto g7 power」は、前機種に比べてCPU、ディスプレイなどの性能がパワーアップしています。プロセッサは、前期種のSnapdragon 430 からSnapdragon 632に変更することでCPU処理性能が向上しています。

画面サイズは5.7インチから6.2インチに大型化、アスペクト比19:9に縦長化し、HD+（1570×720ドット）の高精細IPS液晶ディスプレイを搭載しています。また、メモリ、ストレージ容量は前機種より増量されており、RAM/4GB、ROM/64GBを搭載しています。

特筆すべき改善点はバッテリ容量が5000mAhへと大増量されており最も大きな注目点ではないだろうか。また価格が2万円台前半という安価な価格設定であり、バッテリ持ち重視で且つお手頃価格な機種を検討しているユーザにとって有力な選択しとなるのではないだろうか。

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