『TORQUE G04』は、京セラの「TORQUE」シリーズのスマートフォンとして、AUから2019年8月30日発売を開始。

【「TORQUE G04」の概要】

今回、登場した「TORQUE G04」は、従来機種同様に防水/防塵/耐衝撃性に優れたコンセプトを継承しつつCPU性能アップやディスプレイの大型化が施されており順当に進化を果たしています。Socは、Snapdragon 625からSnapdragon 660になりCPU処理性能が向上、また本体背面に搭載されたカメラは同シリーズでは初めてデュアルカメラを搭載。更にRAM/4GBに増量、ROM/64GBストレージに倍増しています。

『TORQUE G04』の基本スペックは、Android 9.0 Pie、Snapdragon 660 Soc、5.0インチFHD（アスペクト比16：9）画面搭載、背面に2,400万画素+約800万画素デュアルカメラを搭載しています。カラーバリエーションは「ブルー」「レッド」「ブラック」の3色展開となっています。詳細なスペックや特徴、製品概要は下記にまとめた通りです。

【「TORQUE G04」のスペック】

OS： Android 9.0 Pie
CPU：Snapdragon 660 Octa-Core
RAM：4GB
ROM：64GB
ディスプレイ： 5.0インチTFT液晶
解像度：1,920×1,080 FHD
カメラ（背面）：2,400万画素+800万画素デュアルカメラ
カメラ（前面）：800万画素カメラ
Wi-Fi：IEEE802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth：Ver 5.0
外部端子：microSDXC(Max 512GB)、USB Type-C
バッテリ：2,940mAh
サイズ：150×73×13.4mm
重量：約203g
その他：防水(IPX5/IPX8) 防塵(IP6X)、MIL-STD-810G準拠耐衝撃、おサイフケータイ

【「TORQUE G04」の筐体】

■カラーバリエーション
・ブルー
・レッド
・ブラック

【「TORQUE G04」の特徴】

■Snapdragon 660 SoC搭載

Socは、Qualcomm Snapdragon 660（2.2GHz×4＋1.8GHz×4）Octa-coreを搭載、RAMは4GB、ROMは64GBを搭載しています。更に最大512GBの外部ストレージ（microSDXCカード）にも対応しています。※microSDXCカードが必要な方は別途購入して下さい。

■5.0インチTFT液晶搭載

ディスプレイは、5.0インチ液晶画面を搭載。解像度は従来のHDから1,920×1,080ドット（FHD）となり高解像度化しています。

■デュアルカメラ搭載

カメラは背面に2,400万画素（F値 1.8）+800万画素デュアルカメラを搭載しており動画撮影は4K 30fps、FullHD(1920x1080) 60fpsに対応しています。前面には800万画素（F値 2.4）カメラを搭載。

■着脱式バッテリ搭載

バッテリは2,940mAhの大容量で着脱可能なバッテリを搭載しています。また急速充電（USB PD 2.0）に対応しています。なお、バッテリー駆動時間は設定や使用状況等の要因により大きく変化することは含みおき下さい。

■防水/防塵/耐衝撃性能

「TORQUE G04」はタフネス設計のスマートフォンです。米国国防総省が定める耐久試験MIL-STD-810Gの21項目と京セラ独自の耐海水試験/耐荷重試験の6項目を加えた27項目に準拠。さらに高さ2mからの鉄板・コンクリートへの落下試験もクリアした高い堅牢性を備えています。

【「TORQUE G04」と「TORQUE G03 KYV41」の比較や評価】

■「OS」を比較

前機種に比べて新しいバージョンのOSがプリインストールされています。

▶新機種の「TORQUE G04」は、Android 9.0 Pieを搭載

▶前機種の「TORQUE G03 KYV41」は、Android 7.1 Nougatを搭載

「Android 9」は、使用頻度の低いアプリをスマートフォンが自動的に制限することで、電池が長持ちする「自動調整バッテリー」機能が追加されています。また、画面に表示されるボタンをタップすることで、ワンタッチで横画面に固定することが可能な「ワンタッチ固定」機能も搭載されています。

■「CPU」を比較

前機種に比べて新しいプロセッサーが搭載されています。

▶新機種の「TORQUE G04」は、Snapdragon 660 Octa-Coreを搭載

▶前機種の「TORQUE G03 KYV41」は、Snapdragon 625 Octa-coreを搭載

新旧両端末ともにQualcomm社製Socの Snapdragon が搭載されており、前機種の625から新たに660 Soc搭載にパワーアップしています。

■「RAM」を比較

搭載されているRAMが増量されています。

▶新機種「TORQUE G04」のRAM容量は「4GB」を搭載

▶前機種「TORQUE G03 KYV41」のRAM容量は「3GB」を搭載

RAMの容量は動作に影響を与えます。容量が多いほどアプリケーションの動作が快適になります。

■「ストレージ」を比較

搭載されているROMが増量されています。

▶新機種「TORQUE G04」のROM（内蔵ストレージ）の容量は「64GB」を搭載

▶前機種「TORQUE G03 KYV41」のROM（内蔵ストレージ）の容量は「32GB」を搭載

上記内蔵ストレージの他に、最大512GB（前機種は256GB）の外部ストレージ（microSDXCカード）にも対応しています。

■「ディスプレイ」を比較

前機種に比べて画面サイズと解像度が変更されています。

▶新機種「TORQUE G04」は、5.0インチ画面（1,920×1,080ドット）を搭載

▶前機種「TORQUE G03 KYV41」は、4.6インチ画面（1280×720ドット）を搭載

「TORQUE G04」は、前機種と比べて画面サイズが5.0インチに大型化して更にHDからFHDに高解像度化しています。

■「カメラ」を比較

前機種に比べてインカメおよびアウトカメラが変更されています。

▶新機種「TORQUE G04」のメインカメラは2,400万画素+800万画素デュアルカメラを搭載

▶前機種「TORQUE G03 KYV41」のメインカメラは1300万画素カメラを搭載

「TORQUE G04」は、高画素化とデュアルカメラ化に進化しています。

■「TORQUE G04」の評価

新しい「TORQUE G04」は、前機種に比べてCPU、ディスプレイ、カメラ機能などの性能がパワーアップしています。プロセッサは、最新のSnapdragon 660 Octa-Core搭載しており、前期種のSnapdragon 625からSnapdragon 660に変更することでCPU処理性能が向上しています。

画面サイズは4.6インチから5.0インチに大型化、更にHDからFHD（1,920×1,080ドット）ディスプレイに高精細化しています。カメラ機能は、2,400万画素+800万画素デュアルカメラに進化。前面に配置されたカメラは高画素化され800万画素カメラとなっていす。更に、メモリとストレージが前機種より増量されており、RAMが4GB、ROMは64GBは倍増しています。

今回は約2年ぶりモデルチェンジということもあり、各部が前機種より大幅に改善/進化しパワーアップを果たしています。カメラは同シリーズで初めてデュアルカメラとなり、更に「TORQUE G04」の最大の特徴であるタフネス性能も強化されています。耐久試験MIL-STD-810Gと京セラ独自の試験項目を増やし、厳しい27項目の条件をクリアしています。

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