LG Electronic、3次元インカメ搭載「LG G8 ThinQ」を正式発表、そのスペックや特徴は!?

LG Electronic、Simロックフリースマートフォン「LG G8 ThinQ」が登場。Android 9.0 Pie、6.1インチQHD+(アスペクト比19.5:9)画面搭載、また本体背面にトリプルカメラを搭載、更に前面にToFセンサーと赤外線センサーを組み合わせた「Z Camera」を搭載した「LG G8 ThinQ」を2019年第2四半期に発売予定。
LG Electronicは、同社が販売するSimロックフリースマートフォン「G」シリーズの新製品「LG G8 ThinQ」を発売することを正式に発表しました。発売日に関しては順次グローバル展開される見通しです。なお、メーカー側から日本国内での発売に関してはアナウンスされていないことを含みおき下さい。
「LG G8 ThinQ」の概要
「LG G8 ThinQ」のスペック
「LG G8 ThinQ」の筐体
「LG G8 ThinQ」の特徴
・Snapdragon 855搭載
・6.1インチ有機EL搭載
・トリプルカメラ搭載
・大容量バッテリ搭載
・Hi-Fiオーディオ搭載
「LG G8 ThinQ」の比較や評価
・前機種との比較「OS」
・前機種との比較「CPU」
・前機種との比較「RAM」
・前機種との比較「ストレージ」
・前機種との比較「ディスプレイ」
・前機種との比較「カメラ」
・「LG G8 ThinQ」の評価
【「LG G8 ThinQ」の概要】
今回、登場した「LG G8 ThinQ」は、前機種「G7 ThinQ」搭載のデュアルカメラからトリプルカメラへと改善しています。更に前面に搭載するカメラもTOF cameraと赤外線機能を追加することで背景を高度にぼかした撮影を実現しています。またプロセッサは、SDM845から最新プロセッサのSDM855になったことでCPU性能が大幅にパワーアップを遂げています。
『LG G8 ThinQ』の基本スペックは、Android 9.0 Pie、Snapdragon 855 Soc、6.1インチQHD+(アスペクト比19.5:9)画面搭載、背面に1200万画素+1600万画素+1200万画素トリプルカメラを搭載しています。カラーバリエーションは「Carmine Red」「New Aurora Black」「New Moroccan Blue」の3色展開となっています。詳細なスペックや特徴、製品概要は下記にまとめた通りです。
【「LG G8 ThinQ」のスペック】
OS: Android 9.0 Pie
CPU:Snapdragon 855 Octa-Core
GPU:Adreno 640
RAM:6GB
ROM:128GB
ディスプレイ: 6.1インチ有機EL
解像度:3120×1440 QHD+
カメラ(背面):1200万画素+1600万画素+1200万画素トリプルカメラ
カメラ(前面):800万画素+TOF camera
通信:FDD-LTE / TDD-LTE / W-CDMA / GSM
Wi-Fi:IEEE802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth:Ver 5.0
外部端子:microSDXC(Max 512)、USB Type-C、3.5mmオーディオジャック
バッテリ:3500mAh
サイズ:151.9×71.8×8.4mm
重量:約167g
その他:VoLTE、DSDS、Simロックフリー
【「LG G8 ThinQ」の筐体】
■カラーバリエーション
・Carmine Red
・New Aurora Black
・New Moroccan Blue
【「LG G8 ThinQ」の特徴】
■Snapdragon 855 SoC搭載
Socは、Qualcomm Snapdragon 855(Kryo485 2.84GHz×1+Kryo485 2.42GHz×3+Kryo485 1.8 GHz×4)Octa-coreを搭載。RAMは6GB、ROMは128GBを搭載しています。更に最大512の外部ストレージ(microSDXCカード)にも対応しています。※microSDXCカードが必要な方は別途購入して下さい。
■6.1インチ有機EL搭載
ディスプレイは、6.1インチ液晶画面を搭載。解像度は3120×1440(QHD+)の縦長パネルを搭載しています。また、ノッチ(切り欠け)ディスプレイの採用によるベゼルレス化で高い画面占有率を実現しています。
■トリプルカメラ搭載
カメラは背面に1200万画素(F値 1.5)+1600万画素(F値 1.9)+1200万画素(F値 2.4)トリプルカメラを搭載。動画撮影は2160p@30/60fps、1080p@30/60fps、720p@240fps、HDR、24-bit/192kHz stereoに対応。前面には800万画素(F値 1.7)レンズカメラ+TOF cameraを搭載し、更に赤外線センサーを加えたことで高性能な3D顔認証や画面にかざした手のひらの静脈で認証可能な生体認証機能を搭載しています。
■大容量バッテリ搭載
バッテリは3500mAhの大容量のバッテリを搭載しており、急速充電(Quick Charge 3.0)にも対応。また、ワイヤレス充電(Qi)に対応しています。
■Hi-Fi オーディオ搭載
32bit DAC Hi-Fi オーディオ(32-bit/192kHz audio)を実装。イヤホンジャック経由にて7.1cnサラウンド対応する DTS-X をサポート。また、前機種同様に「Hi-Fi Quad DAC」も搭載しており高品位なサウンドを実現しています。
【「LG G8 ThinQ」の比較や評価】
当製品はLG Electronicが製造/販売するスマートフォンです。当記事に掲載した製品情報はグローバル版LG G8 ThinQ(Simロックフリー)の仕様をベースにしています。販売地域(国)や取扱代理店および携帯キャリアによっては下記以外の仕様が存在する場合があります。また、誤報や正式発表/発売まで(または発売後)に当該機器の仕様変更が発生する可能性もあることを含みおき下さい。
■前機種との比較「OS」
前機種に比べて新しいバージョンのOSがプリインストールされています。
▶新機種の「LG G8 ThinQ」は、Android 9.0 Pieを搭載
▶前機種の「LG G7 ThinQ」は、Android 8.0 Oreoを搭載
「Android 9」は、使用頻度の低いアプリをスマートフォンが自動的に制限することで、電池が長持ちする「自動調整バッテリー」機能が追加されています。また、画面に表示されるボタンをタップすることで、ワンタッチで横画面に固定することが可能な「ワンタッチ固定」機能も搭載されています。
■前機種との比較「CPU」
前機種に比べて新しいプロセッサーが搭載されています。
▶新機種の「LG G8 ThinQ」は、Snapdragon 855 Octa-Coreを搭載
▶前機種の「LG G7 ThinQ」は、Snapdragon 845 Octa-Coreを搭載
新旧両端末ともにQualcomm社製Socの Snapdragon が搭載されており、前機種のSDM845から新たにSDM855搭載にパワーアップしています。
■前機種との比較「RAM」
搭載されているRAMの容量は前機種から変更されていません。
▶新機種「LG G8 ThinQ」のRAM容量は「6GB」を搭載
▶前機種「LG G7 ThinQ」のRAM容量は「6GB」を搭載
RAMの容量は動作に影響を与えます。容量が多いほどアプリケーションの動作が快適になります。なお「G7 ThinQ」については販売地域(国)や取扱代理店および携帯キャリアによっては4GBモデルも存在しています。
■前機種との比較「ストレージ」
搭載されているROMの容量は前機種から変更されていません。
▶新機種「LG G8 ThinQ」のROM(内蔵ストレージ)の容量は「128GB」を搭載
▶前機種「LG G7 ThinQ」のROM(内蔵ストレージ)の容量は「128GB」を搭載
上記内蔵ストレージの他に、最大512の外部ストレージ(microSDXCカード)にも対応しています。なお「G7 ThinQ」については販売地域(国)や取扱代理店および携帯キャリアによっては64GBモデルも存在しています。
■前機種との比較「ディスプレイ」
画面サイズおよび解像度は前機種から変更されていません。
▶新機種「LG G8 ThinQ」は、6.1インチ画面(3120×1440ドット)を搭載
▶前機種「LG G7 ThinQ」は、6.1インチ画面(3120×1440ドット)を搭載
「LG G8 ThinQ」は、前機種と同じく画面サイズが6.1インチ(アスペクト比19.5:9)のノッチディスプレイを搭載しています。
■前機種との比較「カメラ」
前機種に比べてインカメおよびアウトカメラが変更されています。
▶新機種「LG G8 ThinQ」のメインカメラは1200万画素+1600万画素+1200万画素トリプルカメラを搭載
▶前機種「LG G7 ThinQ」のメインカメラは1600万画素万画素デュアルカメラを搭載
「LG G8 ThinQ」は、高画素化とトリプルカメラ化へと進化しています。
■「LG G8 ThinQ」評価
新しい「LG G8 ThinQ」は、前機種に比べてCPU、カメラ機能などの性能がパワーアップしています。CPUはハイスペックモバイル向け最新CPU「Snapdragon 845」Socを搭載、また背面に配置されたカメラがトリプルカメラ化し、前面カメラも800万画素レンズカメラに加えてToFセンサーと赤外線センサー機能追加し大幅な機能アップを実現しています。
なお、搭載するディスプレイ性能とRAM、ストレージ(ROM)の容量については前機種と同様のスペックをそのまま継承していますが、内蔵するバッテリ容量が3000mAhから3500mAhへと増量しており、バッテリ持ちを気にせず使える歓迎すべき仕様に変更されています。
※詳細および注意事項等はLG Electronicの公式サイトにてご確認下さい。
SOURCE LG Electronic
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