Samsung、6.1インチAMOLED搭載「Galaxy S10」が登場、スペックや特徴をレビュー

サムスン「Galaxy S10」フラグシップモデルスマートフォンが登場。Android 9.0 Pie、最新プロセッサSDM855搭載、ピンホール採用6.1インチQHD+(アスペクト比19:9)画面搭載、また本体背面にトリプルカメラを搭載、更にディスプレイ埋込型の指紋認証センサーをした「Samsung Galaxy S10 Dual-SIM 」を2019年3月8日からグロバール版を発売。
サムスンは同社が製造/販売する「Galaxy S」シリーズの新型スマートフォン『Galaxy S10』を発売したこと公表しました。発売日は2019年3月8日から順次グローバル展開されています。なお、現時点で日本市場向けの発売日程等について正式なアナウンスはありませんが、前機種同様に国内キャリアの夏モデルとして発売されることが見込まれます。
「Galaxy S10」の概要
「Galaxy S10」のスペック
「Galaxy S10」の筐体
「Galaxy S10」の特徴
・Snapdragon 855 SoC搭載
・6.1インチ有機EL搭載
・トリプルカメラ搭載
・大容量バッテリ搭載
・生体認証センサ搭載
「Galaxy S10」の比較や評価
・前機種との比較「OS」
・前機種との比較「CPU」
・前機種との比較「RAM」
・前機種との比較「ストレージ」
・前機種との比較「ディスプレイ」
・前機種との比較「カメラ」
・「Galaxy S10」の評価
【「Galaxy S10」の概要】
今回、登場した「Galaxy S10」は、同時に発表された「Galaxy S10 Plus」同様にパンチホールを採用したフルディスプレイを搭載しており更なるベゼルレス化を果たしています。また、ハイスペックモバイル向けの最新SOC「Snapdragon 855 Octa-Core」を搭載することが明らかになっています。更にディスプレイに埋め込まれた超音波式の指紋センサーを搭載、本体背面にはトリプルカメラを搭載、「Galaxy」自体が充電パッドにもなる「Wireless Power Share」機能も搭載しています。
『Galaxy S10』の基本スペックは、Android 9.0 Pie、Snapdragon 855 Soc、6.1インチQHD+(アスペクト比19:9)画面搭載、背面に1200万画素+1200万画素+1600万画素トリプルカメラを搭載しています。カラーバリエーションは「Prism White」「Prism Black」「Prism Green」「Prism Blue」「Canary Yellow」「Flamingo Pink」の6色展開となっています。詳細なスペックや機能、特徴は下記にまとめた通りです。
【「Galaxy S10」のスペック】
OS: Android 9.0 Pie
CPU:Snapdragon 855 Octa-Core
CPU:Exynos 9820 Octa(一部の地域)
GPU:Adreno 640
RAM:6GB / 8GB
ROM:128 / 512GB
ディスプレイ: 6.1インチ有機EL
解像度:3040x1440ドット(アスペクト比 19:9)
カメラ(背面):1200万画素+1200万画素+1600万画素トリプルカメラ
カメラ(前面):1000万画素カメラ
Wi-Fi:IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth:Ver 5.0
外部端子:microSDXC(Max 512GB)、USB Type-C、3.5mmオーディオジャック
バッテリ:3400mAh
サイズ:149.9×70.4×7.8mm
重量:約157g
その他:VoLTE対応、防水防塵対応、ワイヤレス充電
【「Galaxy S10」の筐体】
■カラーバリエーション
・Prism White
・Prism Black
・Prism Green
・Prism Blue
・Canary Yellow
・Flamingo Pink
【「Galaxy S10」の特徴】
■Snapdragon 855 SoC搭載
Socは、Qualcomm Snapdragon 855 Octa-coreを搭載(一部の市場向けにExynos 9820 Octaを搭載)。RAMは6GB or 8GB、ROMは128 or 512GBを搭載しています。更に最大512GBの外部ストレージ(microSDXCカード)にも対応しています。※microSDXCカードが必要な方は別途購入して下さい。
■6.1インチ有機EL搭載
ディスプレイは、6.1インチ液晶画面を搭載。解像度は1440 x 3040(QHD+)の縦長パネルを搭載しています。インカメ用のパンチ穴を採用した全面ディスプレイを搭載しており非常に高い画面占有率を実現しています。
■トリプルカメラ搭載
カメラは本体背面に1200万画素(F値 1.5-2.4)+1200万画素(F値 2.4)+1600万画素(F値 2.2)トリプルカメラを搭載。動画撮影は2160p@60fps、1080p@240fps、720p@960fps、HDR、dual-video rec、に対応。前面には1000万画素(F値 1.9)レンズカメラを搭載しています。
■大容量バッテリ搭載
バッテリは3400mAhの大容量のバッテリを搭載しており、急速充電にも対応しています。更にUワイヤレス充電機能を搭載しています。なお、バッテリー駆動時間は設定や使用状況等の要因により大きく変化することは含みおき下さい。
■生体認証センサ搭載
セキュリティは超音波式のディスプレイ埋込型指紋認証センサーを搭載。また、従来機種と同様にインカメでの顔認証にも対応しています。
【「Galaxy S10」の比較や評価】
当製品はサムソンが製造/販売するスマートフォンです。当記事に掲載した製品情報はグローバル版Galaxy S10(Simロックフリー)の仕様をベースにしています。販売地域(国)や取扱代理店および携帯キャリアによっては下記以外の仕様が存在する場合があります。
■前機種との比較「OS」
前機種に比べて新しいバージョンのOSがプリインストールされています。
▶新機種の「Galaxy S10」は、Android 9.0 Pieを搭載
▶前機種の「Galaxy S9」は、Android 8.0 Oreoを搭載
「Android 9」は、使用頻度の低いアプリをスマートフォンが自動的に制限することで、電池が長持ちする「自動調整バッテリー」機能が追加されています。また、画面に表示されるボタンをタップすることで、ワンタッチで横画面に固定することが可能な「ワンタッチ固定」機能も搭載されています。
■前機種との比較「CPU」
前機種に比べて新しいプロセッサーが搭載されています。
▶新機種の「Galaxy S10」は、Snapdragon 855 Octa-Coreを搭載
▶前機種の「Galaxy S9」は、Snapdragon 845 Octa-Coreを搭載
新旧両端末ともにQualcomm社製Socの Snapdragon が搭載されており、前機種のSDM845から新たにSDM855搭載にパワーアップしています。なお、一部の販売エリア向けに「Exynos Octa-Core」プロセッサを搭載したモデルが存在します。
■前機種との比較「RAM」
搭載されているRAMが増量されています。
▶新機種「Galaxy S10」のRAM容量は「8GB」を搭載
▶前機種「Galaxy S9」のRAM容量は「4GB」を搭載
RAMの容量は動作に影響を与えます。容量が多いほどアプリケーションの動作が快適になります。
■前機種との比較「ストレージ」
搭載されているROMが増量されています。
▶新機種「Galaxy S10」のROM(内蔵ストレージ)の容量は「128 / 512GB」を搭載
▶前機種「Galaxy S9」のROM(内蔵ストレージ)の容量は「64GB」を搭載
上記内蔵ストレージの他に、最大512GB(前機種は400GB)の外部ストレージ(microSDXCカード)にも対応しています。
■前機種との比較「ディスプレイ」
前機種に比べて画面サイズと解像度が変更されています。
▶新機種「Galaxy S10」は、6.1インチ画面(3040×1440ドット)を搭載
▶前機種「Galaxy S9」は、5.8インチ画面(2960×1440ドット)を搭載
「Galaxy S10」は、前機種と比べて画面サイズが6.1インチに大型化しておりアスペクト比も19:9に縦長化を果たしています。
■前機種との比較「カメラ」
前機種に比べてインカメおよびアウトカメラが変更されています。
▶新機種「Galaxy S10」のメインカメラは1200万画素+1200万画素+1600万画素トリプルカメラを搭載
▶前機種「Galaxy S9」のメインカメラは1220万画素万画素カメラを搭載
「Galaxy S10」は、高画素化とトリプルカメラ化に進化しています。
■「Galaxy S10」評価
新しい「Galaxy S10」は、前機種に比べてCPU、ディスプレイ、カメラ機能などの性能がパワーアップしています。Socは、最新のSnapdragon 855を搭載しており、前期種のSDM845からSDM855に変更することでCPU処理性能が向上しています。
画面サイズは5.8インチから6.1インチに大型化、アスペクト比は19:9に縦長化し、QHD+(3040×1440ドット)の高精細有機ELディスプレイを搭載しています。カメラ機能は、前機種「Galaxy S9」のシングルカメラから今回は一気にトリプルカメラに進化。また前面に配置されたカメラは高画素化され1000万画素となっていす。
更にメモリ、ストレージ、バッテリ容量は前機種より増量されており、RAMは6GB or 8GB、ROMは128GB or 512GB、3400mAhの大容量バッテリを搭載しています。
なお、当記事掲載のモデルはグローバル版の仕様をベースとしています。また、日本国内向けの正式な販売日程に関して今のところメーカー側からのアナウンスはありませんが、従来通りであれば国内市場向けにワンセグやおサイフケータイなどの機能を搭載して大手携帯キャリアの2019年夏モデルとして登場することが見込みれます。
現時点で市場に流通している「Galaxy S10 Dual-SIM」は、グローバル版のため日本国内の技適認定は取得していませんが、個人輸入や国内のネットショップなどから入手することも可能となっています。
※詳細および注意事項等はSamsungの公式サイトにてご確認下さい。
Source サムスン
- 関連記事
-
-
ドコモ「Galaxy A53 5G SC-53C」の不具合などを改善するアップデートの最新情報(随時更新) 2023/09/26
-
ドコモ「Galaxy Z Fold3 5G SC-55B」の不具合などを改善するアップデートの最新情報(随時更新) 2023/09/26
-
ドコモ「Galaxy Z Flip3 5G SC-54B」の不具合などを改善するアップデートの最新情報(随時更新) 2023/09/26
-
AU「Galaxy S22 Ultra SCG14」の不具合などを改善するアップデートの最新情報(随時更新) 2023/09/20
-
AU「Galaxy S22 SCG13」の不具合などを改善するアップデートの最新情報(随時更新) 2023/09/20
-
UQ mobile「Galaxy A54 5G」の不具合などを改善するアップデートの最新情報(随時更新) 2023/09/20
-
AU「Galaxy A54 5G SCG21」の不具合などを改善するアップデートの最新情報(随時更新) 2023/09/20
-
AU「Galaxy Z Flip5 SCG23」の不具合などを改善するアップデートの最新情報(随時更新) 2023/09/19
-
AU「Galaxy Z Fold5 SCG22」の不具合などを改善するアップデートの最新情報(随時更新) 2023/09/19
-
ドコモ「Galaxy Z Fold5 SC-55D」の不具合などを改善するアップデートの最新情報(随時更新) 2023/09/19
-