ソニー、ハイレゾウォークマン「NW-A50シリーズ」のスペックや特徴をレビュー

ソニーが販売するウォークマン「NW-A50シリーズ」は、USB DAC機能搭載、多彩なファイルフォーマットにも対応、更に新開発の「バイナルプロセッサー」DSP技術とBluetoothレシーバー機能を追加したポータブルオーディオプレーヤーです。同シリーズは『NW-A55』『NW-A55WI』『NW-A55HN』『NW-A56HN』『NW-A57』の豊富なラインナップが用意されています。
『NW-A50シリーズ』は、ソニーのハイレゾ対応ウォークマン「Aシリーズ」のポータブルオーディオプレーヤーとして、2018年10月6日発売開始。価格はオープンプライスで市場価格は2万円台からとなっています。
「NW-A50シリーズの概要」
「NW-A50シリーズのスペック」
・主な仕様
・Bluetooth機能
「NW-A50シリーズのカラーバリエーション」
「高音質技術の追求」
・新採用のアルミキャビネット
・進化した「DSEE HX」
・新開発の「バイナルプロセッサー」
「Bluetoothレシーバー機能搭載」
「スタイリッシュなデザイン」
「ヘッドホン付属モデルも用意」
「対応ファイルフォーマット」
「その他の特徴」
【「NW-A50シリーズ」の概要】
今回登場したハイレゾウォークマン「NW-A50シリーズ」はソニーが販売するポータブルオーディオプレーヤーのエントリーモデルとなります。「NW-A50シリーズ」は上位機種のウォークマンZXシリーズと同様に、アルミ材から削り出す手法で作った本体キャビネットの採用などにより、ハイレゾ対応スタンダードモデルとしてさらなる高音質化を実現しています。
また、新たに「Bluetoothレシーバー機能」を搭載しており、スマートフォンとウォークマンをBluetooth接続することで、ストリーミングサービスなどスマートフォン上の様々な音楽をウォークマンの高音質で楽しむことができます。更に新開発の「バイナルプロセッサー」によってアナログレコード特有の音色を再現するDSP技術も採用しています。
なお、カラーバリエーションは、5色展開で「ムーンリットブルー」「ペールゴールド」「グレイッシュブラック」「トワイライトレッド」「ホライズングリーン」となっています。詳細なスペックと特徴は下記にまとめた通りです。
【「NW-A50シリーズ」のスペック】
■主な仕様
・S-Master HX
・DSEE HX
・USB DAC
・Bluetoothレシーバー
・デジタルノイズキャンセリング
・FMラジオ(ワイドFM「FM補完放送」に対応)
・語学学習(A-Bリピート/クイックプレイ・クイックリプレイ)
・ラインナップ
- NW-A55 :容量16GB、ヘッドホン付属なし
- NW-A55WI:容量16GB、ワイヤレヘッドホン(h.ear in 2 Wireless『WI-H700』)付属
- NW-A55HN:容量16GB、専用ヘッドホン(IER-NW500N)付属
- NW-A56HN:容量32GB、専用ヘッドホン(IER-NW500N)付属
- NW-A57 :容量64GB、ヘッドホン付属なし
・USB充電 充電時間:約4時間(満充電)、約3.5時間(約80%まで充電)
・micro SDメモリーカード対応
・サイズ:54.8 x 約97.3 x 10.7mmmm
・質量:約99g
■Bluetooth機能
・通信方式 : Bluetooth標準規格 Ver 4.2
・使用周波数帯域 : 2.4 GHz帯 (2.4000 GHz - 2.4835 GHz) 、変調方式 : FHSS
・対応Bluetoothプロファイル
- A2DP (Advanced Audio Distribution Profile)
- AVRCP (Audio Video Remote Control Profile)
- 対応コーデック: SBC、LDAC、aptX
【「NW-A50シリーズ」のカラーバリエーション】
▶カラーバリエーション:
・トワイライトレッド
・ペールゴールド
・グレイッシュブラック
・ムーンリットブルー
・ホライズングリーン
【高音質技術の追求】
■新採用のアルミキャビネット
新しい「NW-A50シリーズ」は、上位モデル『NW-ZX300』と同様に削り出しのアルミキャビネットを新たに採用しています。 高音質化と高剛性を両立し、クリアで力強い低音域を再生できます。また、基板とバッテリー線材の接続部分に新開発の金入り高音質無鉛はんだを採用。ソニー独自の高音質はんだをさらに進化させ、透明感と艶のあるボーカル音を実現できます。
■進化した「DSEE HX」
MP3やAACなどの圧縮音源をハイレゾ相当の情報量をもつ高解像度音源に自動でアップスケーリングする「DSEE HX」機能に、新たにAI技術を搭載しています。AIが視聴している曲のタイプを自動で判別することで、特に高音域の補完性能が向上し、よりクリアな躍動感あるサウンドが楽しめます。
■新開発の「バイナルプロセッサー」
アナログレコード再生で生まれる音響現象をDSP技術で再現する新開発の「バイナルプロセッサー」 でアナログレコード特有の楽器の自然な音色、豊かなボーカル表現、ステレオ空間の奥行きや広がりなどを再現してくれます。
【Bluetoothレシーバー機能搭載】
今回新たに、「Bluetoothレシーバー機能」が搭載されています。スマートフォンとウォークマンをBluetoothで接続することで、ストリーミングサービスなどのスマートフォン上の様々な音楽もウォークマンで聴くことが可能になります。ハイレゾ音源のクオリティーを存分に引き出すフルデジタルアンプ「S-Master HX」や圧縮音源をハイレゾ相当の解像度にアップスケーリングする「DSEE HX」などの効果でスマートフォンの音楽を高音質でお楽しめます。更にイコライザーなどで好みの音にカスタマイズすることも可能です。
【スタイリッシュなデザイン】
「NW-A50シリーズ」のデザインは上位機種の『NW-ZX300』を踏襲し、エッジをラウンド形状にして、手のひらになじむスタイリッシュなデザインに進化しています。前面はタッチパネルで操作でき、側面には、電源、ボリューム・再生・曲送りなどのよく使うボタンを独立ボタンとして配置。バッグやポケットに入れたままでも、ブラインドタッチがしやすいよう操作性にもこだわりが伝わってきます。
【ヘッドホン付属モデルも用意】
『NW-A55HN』『NW-A56HN』に付属する、ウォークマン専用ヘッドホン『IER-NW500N』を使うと、デジタルノイズキャンセリング機能に対応しているため、騒音のある外出先でもボリュームを上げすぎることなく、音楽を快適にお楽しめます。更にヘッドホンの左右に内蔵したマイクで周囲の音や人の声を取り込む「外音取り込み機能」にも対応。機能をオンにすれば、周囲の音を確認しながら、音楽を楽しむことができます。
『NW-A55』と、ワイヤレスステレオヘッドセットh.ear in 2 Wireless『WI-H700』とのセットモデル『NW-A55WI』(16GB)も用意されています。ウォークマンと同色のワイヤレスヘッドホンの組み合わせで、スタイリッシュにワイヤレスリスニングを楽しめます。
【対応ファイルフォーマット】
▶対応フォーマット
・MP3 ( .mp3):32 - 320kbps (VBR対応) / 32, 44.1, 48kHz
・WMA ( .wma):32 - 192kbps (VBR対応) / 44.1kHz
・ATRAC ( .oma):48 - 352 kbps (66/105/132kbps は ATRAC3) / 44.1kHz
・ATRAC Advanced Lossless ( .oma):64 - 352 kbps (132 kbps は ATRAC3 base layer) / 44.1 kHz
・FLAC ( .flac):16, 24bit / 8-384kHz
・WAV ( .wav):16, 24, 32bit(Float/Integer) / 8-384kHz
・AAC ( .mp4, .m4a, .3gp):16-320kbps / 8-48kHz
・HE-AAC ( .mp4, .m4a, .3gp):32-144kbps / 8-48kHz
・Apple Lossless ( .mp4, .m4a):16, 24bit / 8-384kHz
・AIFF ( .aif, .aiff, .afc, .aifc):16, 24, 32bit/ 8-384kHz
・DSD ( .dsf, .dff):1bit / 2.8224, 5.6448, 11.2896 MHz
・APE ( .ape):8, 16, 24bit / 8-192kHz (Fast, Normal, High)
・MQA ( .mqa.flac):対応
【その他の特徴】
▶micro SDメモリーカード対応
・メモリーの拡張が可能です。
▶LDACに対応
・Bluetooth経由で従来の技術※3と比べて最大約3倍の情報量を伝送可能な、ハイレゾ対応オーディオ伝送技術LDACに対応。LDAC対応のワイヤレスヘッドホンと組み合わせると、ハイレゾ音源をハイレゾ相当の高音質で再生可能です。
▶USB-DAC機能
・パソコンとウォークマンをUSBケーブルでつなぐと、ウォークマンがDAC(Digital Analog Converter)として機能し、高音質再生が楽しめます。
▶語学学習機能
・「再生スピードコントロール」や任意の箇所だけをリピートする「A-Bリピート」、3秒、10秒戻りや5秒送りができる「クイックプレイ」/「クイックリプレイ」などの機能により、通学・通勤時、自宅での語学学習などに利用できます。
※詳細および注意事項等はソニーの公式サイトにてご確認下さい。
SOURCE ソニー
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